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南予用水の概要

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 地   域 

南予地方は、愛媛県西南部に位置し、美しい「リアス式海岸」と豊かな「海の幸」に恵まれた宇和海沿岸の地域で、潮風香る温暖な気候を有し、各地で芸能や祭事が行われるなど
伝統文化あふれる地域です。


 農   業 

この地方の農業は、古くから牛馬で耕作できない急峻な地形条件を人力に頼り、「耕して天に至る」といわれる石積み階段畑で克服した先人の努力が実を結び、天日に加え、海か
らの反射と石積みの照り返しによる「三つの太陽」が高品質の柑橘生産を可能とし、地域産業でも重要な地位を占めるに至ってます。
農地の約90%が柑橘栽培に特化するこの地方は、日本一の生産量を誇る愛媛県の中でも品質、量共に本県のかんきつ農業を担う一大生産団地を形成しています。


 被   害 

昭和42年に南予地方を襲った大干ばつは、地域全体が激変する大事件であり、80年に1度の大干ばつといわれ、90日間雨らしい雨がなく、川は干上がり、井戸も枯れ、生活用水の断水は南予一帯で、上水道5箇所簡易水道143箇所に及び食事だけの時間給水の日々が続き、特に天水に頼らざるを得なかった農作物の被害は著しく、被害総額は250億円にのぼりました。




 南予用水関係管内図  



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